2023年10月22日(日)
お寺の掲示板
お寺の掲示板 『病と生きる』谷口愛沙―選 2023年9月
「病と生きる」は、
石川県金沢の崇信学舎が発刊する『崇信』に連載中の岸上仁さんの記事です。
岸上さんは、大谷大学にて仏教学を学ばれ、
真宗大谷派の僧侶である傍ら、脳神経内科医でもあります。
日々、患者さんと向き合う中で紡がれ岸上さんの言葉にはこうあります。
苦悩にも意味がある、と簡単には言えない。
しかし、苦悩をただ無意味な無くすべきものとして決定してしまわず、
そこに少し心を留める勇気を、仏教の学びからいただく。
(岸上仁「病と生きる(74)」『崇信』2022年1月号)
日常生活を営む私たちは、苦悩に意味があると簡単には言えません。
そうすると、苦悩は無意味だと決定したくなります。
しかし、だからこそ、仏教の学びから苦悩というものに、
心を留める勇気をいただくのだと岸上さんは言うのです。
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